仕事で革靴を履くので、いくつかそこそこ名のある革靴を履いてみている。
現在はアルフレッドサージェント、パラブーツ、グレンソン、シルバノサセッティを履き回しており、出番としてはサージェント、パラブーツの出番が多い。
サセッティ、グレンソンはまだ足に馴染みきっていないため、出番が少ないのだが、馴染んでいるサージェント、パラブーツはともに、履き心地がイマイチなのである。
というか、履き馴染んで甲が緩くなってきてしまったのだ。
(靴はキツめを買えとはよくいったものだ)
(サージェントの靴を買うならこちら)
パラブーツの靴を買うならこちら)
そろそろ中価格帯の革靴でなく、高価格帯の靴でも試してみようかと思いBEAMS JAPANへ行った。
目に付いたのは靴好きならば誰でも知っているオールデン(ALDEN)。
その代表作、モディファイドラストのVチップを試着してみることにした。
オールデンといえばコードバン。(コードバンについてはこちらのサイトを参考に)
しかし、同型でカーフの製品もあり、価格はコードバンが9万、カーフで6万。
この差は一体どれほどの価値があるのか?
店員を呼んで質問。
「コードバンとカーフでどう違うのですか? 希少性はわかる。そしてコードバンが丈夫なのも知っています。そして、それは履き心地にどういう差がでるのですか?」
すると店員の答えは
「コードバンの方が堅くて馴染むのに時間がかかります。あとは型が一緒なのですから、履き心地は変わりません。コードバンはこの無二のツヤツヤした素材でしょうか」
なんと、それだけですか…
ならば使用感については、馴染みやすいカーフに軍配が上がるということ。
コードバンが一番優秀だというのであれば、他の一流ブランドがカーフを使っているのを否定しかねない。
ちなみに件の店員に
「店員さんはオールデンのVチップを持っていますか?」と訊ねたところ
「カーフを持っています」
「出番はどれくらいですか? 履きやすい靴というのは自然と出番が多くなると思うのですが」
「うーん。タイドアップした格好には合わせないですね。スニーカー感覚でカジュアルに合わせて履いていますから」
との答え。
そうなのか。Vチップはドレスシューズでなく、カジュアルに合わせる靴でしたか。
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