パリコレ見聞録2nd 10/8(4日目)

10/8 展示会巡り TRANOI(残りの1会場)、Rendez-Vous(再度)
—————————————————-


昼前にメトロのFranklin D. Roosevelt駅前でぷりまさん、やこさん、さぼてんさんと待ち合わせ。

地下からの出口を間違い混乱。
ぷりまさんから「ビリッケツ。先にモンテーニュ通りのブティックを見始めています」とメール着信。

地図を見ながら勘を頼りに彼らのいる道を探す。
途中にベルルッティやサントーニの路面店発見。
んー、日本と変わらん値段だな。

Diorの前で合流を果たし、そのまま店の中へ。
さすがにたっかい服ばかり。
100万を超えるドレスや毛皮に目をむいた。

Dior HOMMEコーナーに行ってふと思う。
当然高い服なのだけれど、メンズ服はレディースの服ほど高い値段が付かないんだ
スパンコールや刺繍みたいに細かい手仕事の入った服は、メンズにまず無いし、毛皮を着ることも無い。

そう考えるとメンズモードというのは、どれも手に入る服だよなと一人で納得した。

凱旋門からシャンゼリゼ通りを進みTRANOIの未訪問会場へ。

会場はフィリップスタルクの椅子で統一されている。

LA MARIE(ラ・マリー)【ラ・マリー¥22,050】
ルイゴースト【ルイゴースト¥32,250】

やはり会場もデザインを意識させるということか。

この会場で光っていたのはAIDA BARNI(アイダバルニ)というブランド。
ミニマルかつラグジュアリーなカシミアニットがあり、少しのモードテイストを含むステキなブランド。
日本ではサンフレールが扱っていたらしい…

そして改めてC.neeonに会いにRendez-Vousの会場へ。
C.neeonの服を着たやこさんを見て、クララは大喜び。
タスキが付いたカットソーをどう着ればいいのか、着方を教えてもらう。

やこさんはツタナイ英語で「イタリアを回ってきて、ヨウジヤマモトのコレクションを見て…But、C.neeon is NUMBER ONE!!」とお世辞を言っていた(笑)

私はフランス語は当然喋れないし、英語も用件を話すことくらいしかできないが、同様の英語力でもバンバン話しかけていくやこさんはパワフルで面白い。
コミュニケーションというよりも、言いたいことを言っているだけというのがまた、ね(笑)
ぷりまさんは英語を喋れるので、そのフォローをする。

折角なので最終日であるこの後、一緒に食事に行こうとC.neeonを誘ってもらったが、参加デザイナー同士でミーティングがあるそうで、叶わなかった。

ギャラリーラファイエットで入手したカタログには、しっかり二人のサインを貰いました。

展示会めぐりをしていて思うのは、世に出ていないステキなブランドは本当に沢山ある。
セレクトショップの使命の一つは、それらを発掘することと、知名度に踊らされやすい消費者に、いかに広めてゆくかではないかと思うのだ。

ダイヤの原石を見つけて磨くことがコンテストやショップに出来ることで、私には世の隅で輝いているダイヤを見つけ「ここにこんなダイヤがあったよ」と世に紹介することしか出来ないのだ。

その後プランタンへ行き、さぼてんさんのカード紹介を使い、ラングのデニムとHOMECOREのスウェット地ジャケットを購入。

夕食は外にあったカフェに入り4人で食事。
ここでもやったと思うが、私のおふざけが炸裂。

始めに入った店では昼しか食事を出していないらしく、断られた。
その説明を聞いて
「オマエラバカジャネーノ、ココニ書イアンジャネーカヨ。サッサト他ニ行ケヨ!」
って言ってんだぜとか。

次に行った店では4人の間に邪魔な柱があったので
「きっとあの店員は『オマエラミタイナイエローナンカ、ココノ席デジュウブンダヨ』とか言ってんだぜ」
「この山盛りポテトフライはなんだよ!!これも『コノ高カロリー食デ、太ッテ死ジマイナ』とか裏で言ってんじゃねーの」

と被害妄想ごっこ(笑)
ええ、私は意外にふざけた人間です。

しかしフランスの食事は日本には敵わない。
ステーキだって日本は脂の乗った肉を出すけれど、向こうにはそういう飼育は無い。当然赤みの筋張った肉々しい肉しか出てこない。
話によるとスパゲティだってアルデンテの概念すらない、茹できったものが出てくるそうだ。

間違いなく、食事のレベルもサービスのレベルも、日本は世界一である。

続きを期待してくれている人はぜひクリックを!→


Comments

“パリコレ見聞録2nd 10/8(4日目)” への3件のフィードバック

  1. 織田和幸のアバター
    織田和幸

    とっても楽しそうですね。
    うらやましいなー。

    突然で失礼だとは思いますが、もしよかったら1つ教えていただきたいのですが。

    買付けでトラノイに初めて行こうと考えているのですが、インヴィテーションは必要なんでしょうか?

    どこにもこういった情報が無くて・・・

    今いろいろ調べてます。

  2. >織田和幸
    コメントありがとうございます。
    トラノイはプレスかバイヤーの名刺があれば入れますよ。
    インビはありません。
    買い付けという事ですから、ご自身の店の名刺をお持ちになられるとよいかと。
    ちなみに客の半分くらいは日本人です。

  3. 織田 和幸のアバター
    織田 和幸

    UGさん

    本当に、大変ありがとうございます(泣)

    実は、右も左も分からない、アパレルとまったく関係の無い業種で今働いています。

    今年の秋頃に新規で店をOPENできるように計画しており、シッパーについてや、買付けのためのいろんな情報を収集していて聞く方や、ネットにも情報があまり無く困ってました。

    本当に、ありがとうございます。

    助かりました。

コメントを残す