パリコレ見聞録2nd 10/6 (2日目後半)

10/6 15:00 sophia kokosalaki ショー
    15:30 ZUCCa ショー
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15時からのsophia kokosalakiのショーを観るため、インターコンチネンタルホテルへ。

会場の設営風景を撮影。
天窓にカバーフィルムをかけてあったのだが、夜中にホテルが窓の開閉をしてフィルムが一部剥離そうで、いっそのこと取ってしまおうという作業中。
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ランウェイのカバーが掛けてある状態。

そしてお客さんの入場。
カメラマンがひしめいている。

そしてランウェイカバーを剥す。意外に地味なスタート前。

スタートは50分遅れ。


そして実は動画まで撮ってしまった。
<%media(2005paris072.avi|sophia kokosalaki1)%>
<%media(2005paris 073.avi|sophia kokosalaki2)%>

感じたキーワードはオーガニック、シースルー、マニッシュ。
音楽がガールズロックでいい感じ。
キレイなコレクション服って感じでまとまってる。
目新しい感じの服ではなかった。

ショーが終ると同時に、次のZUCCaに遅れないよう、会場の美術学校まで1キロくらいを走って移動。
なんとか開場前に到着。
しかしここでひとつ問題が。
ぷりまさん、やこ。さんはインビを受け取っていたが、遅れてパリ入りした私の分が1部足らない。
そこで一計を講じた。

インビの封筒と中身をぷりまさんと私で別に持ち、それでセキュリティを抜けようというのだ。
果たして!!
封筒だけの私はシャットアウトされた…
しかしその後にも2策目があった
中に入ったやこさんが即座にインビをぷりまさんに渡し、ぷりまさんがセキュリティの男性に「これが彼のインビだ。私のはここにある」と2部持ってアピール。
すんなりと私は入場できたのだった。
こういう裏技は内緒ですけど、そういうことは意外にできるもの。

会場内では私達はみんな立見席。

一時間遅れの16時半からスタート。
作品はこちら。



最後のは会場にいた野口強さん。祐真さんは今回見かけなかった。
さて、これも動画。
<%media(2005paris 074.avi|ZUCCa)%>

相変わらずな東洋テイストの服に、音楽もトライバルかつエスニックなショー。
冴えた赤色が印象的だった。

ショーの後はボンマルシェデパートへ向かい物色。
ニールバレット、ステファンシュナイダーが日本より3割くらい安いし、ドリスヴァンノッテンも2割くらい安い。

ステファンシュナイダーのペイルブルーのワークテイストコートが大変気に入ったが、アームホールの作りがひどく、腕が上がらない。
しっかり動作を考えてパターンが引かれていないようだ。
価格も350ユーロくらい。5万円という、日本では信じられない安値(しかも免税で12%返金されるし)
すっごく欲しいデザインだったけれど、着にくいコートは着たくないというファッションマニア魂で、苦渋の断念。
そのあとしばらく悔やんでいた。
「欲しいけど、着られねぇ…」

その後一仕事終えたさぼてんさんと合流し、中華料理のミラマへ行き、4人で会食。
昨年はここで栗野宏文さんが隣に座っていたが、今年は服飾関係者には会わず。
とてもおいしゅうございました。

ホテルへ帰ると、フロントの目の前にインターネットPCがあることに気付き、日本語は読めるものの、入力できないという環境で日本のサイト&メールチェック。

まさかネカフェ以外でネットできるとは思わなかったし、無料だったので、そういう意味でもいいホテルだと思った。

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Comments

“パリコレ見聞録2nd 10/6 (2日目後半)” への6件のフィードバック

  1. こんばんは、はじめて遊びにきてみました!
    フゥーム・・・ソフィアココサラキですね~♪
    06SSトレンドしっかり押さえた感じのココサラキらしいコレクションだったようですネッ!
    中々鋭い感想でビックリです!
    このブログおもしろい★イヤイヤ感心気味なので・・・時々寄らせてください(^^)V
    同じ時期私もPARISに行っていたなのに・・・わたしのブログも、もっと専門的な内容を書いても・・・良いかもナ~
    なんて考えさせられちゃいましたよ・・・・^^;

  2. >阿部
    いえいえ、いらっしゃいませ。
    両極端といわれてしまうと、少し寂しいですが…(^^;)
    「鱗姫」しかと記憶いたしました。

    >スーパージェッター
    鋭い感想でしたか!?
    ほとんど感想らしいこと書いていないですけど…(笑)
    私の場合、ファッションマニアが同類に向けて書いているので、こんな感じのブログになりました。
    多分服に軽く興味がある程度の人や、もちろん一般の人にはワケわからないでしょうね。

  3. 以前から服の内外価格差は気になっていたのですが、ことデザイナー関連の値上がりはガソリン以上に思いますね
    ガソリンは需要と供給のバランスがありますが、デザイナー服の場合は…

    ヨーロッパが安値というより日本が高値なのではないでしょうか

    最近メンズのピエールアルディのブーツみたら10万円しててびっくりですよ2倍くらいに跳ね上がってる

    アントワープ派のデザイナーの値付けは350ユーロと聞くと良心的だなと思います。

    袖には2つあって下ろしているとかっこいい袖と(礼服など)、動かしてるときにかっこいい袖(機能服など)がありますが、ふだんの男服には機能性必要ですね、同感です

  4. >山
    間にエージェントが入ると、ことさら高くなりますね。
    悪名高きサンフレール、バスストップ。
    ダイレクトだと、仕入れに経費と適正な利益が乗っていると思うんですが。

  5. >UG
    確かに
    ただ利用して儲けてやろうというエージェントと本当に育てていこうというエージェントがいるようですね。

    チャラヤンなどはやはり日本での売り上げを強く意識したデザインになっているのがみてとれますが…
    デザイナーズ衣料の日本依存度を考えれば至極当然かもとも
    ラングを育てた日本がニューヨークに移ったラングのパーティーに呼ばれてないと以前怒っていたのは平川氏だったような記憶がありますが曖昧です。

    ベルンハルトは今回ふざけすぎとの評価もあるようで
    ガリアーノのスパイダーマンも似たりよったりの感もありますが…まあガリアーノだからいいんじゃないかという感じも
    H&M、オールドネイビー、が日本上陸に二の足をふんでいるのは国内の価格競争の熾烈さもあるのでしょう。バナリパがぱっとしないのも結局、市場の心を掴んでいない訳ですから
    それではまた

  6. やっと今日この記事読んだよ~。

    しかし、動画まで撮っていたとはね・・(笑)
    TBも随時やっているのでよろしくね。

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