アルマーニ展(@森美術館)


アルマーニの服というのは好きじゃない(むしろ嫌い)んですが「ファッションマニアとしてこれはマストだろう!」という、よくわからない責任感から、ジョルジオアルマーニ展を観に六本木ヒルズまで足を運びました。

ちなみにやこ。さんとご一緒。(誘っていただきました)

デートですね…

いや…やっぱ違いますね。


「造形と色彩」「ミニマリズム」「東洋と西洋」「アルマーニとハリウッド」「白と黒」「誘惑する光」という6セクションに別れていて300点も作品があります。

前知識無しで入って一点一点丁寧に観ていったので、痛い想いをしました。
カラーズ ファッションと色彩展くらいかと思ってたんだもん。
4部屋目くらいのときに「まだ、奥の部屋があるよ…」とため息が出た。
出るまで1時間半くらいかかったかな。

やこ。さんと、二人で話し合っていたので感想も近いのですけど、個人的意見を付随すれば
・グレージュ(グレーとベージュの中間色)をアルマーニが発明したと書いてあったのは、ずっとアルマーニらしいなぁと思っていた色を定義してくれて役立った。
・プレタのショーで発表していたのに、ここにある作品はスパンコールばかり。これじゃクチュールもやるわ。
・余りにアルマーニなため、もうお腹イッパイ、吐き気をもよおすくらいだった。

翻れば、アルマーニ好きには涎が出そうなもんなのでしょうね。

アルマーニの服って金持ちマダム服っぽいデザインが多いし、メンズはよく言えばセクシー、私の言葉で表せばイヤらしいフォルムなので、嫌いなんです。
それはバブル期に作られたイメージなのは分かっているのだけれど…

作品はあまり保存状態が良くないみたいで、ところどころ破れたり、解れたりしています。

お昼に合流して美術館を見てから、ヒルズ内の和食屋に入ったのだけど、割引チケット(¥1,000→¥800)がありました!ちきしょ。

アルマーニはクチュールを始めましたけど、今クチュールをやれる技量を備えたデザイナー、やってみたら面白いと思うデザイナーを挙げてみると

山本耀司(一度メゾンの誘い断ってますけど)
三宅一生(この人はクチュールの勉強してますから)
ヴィヴィアン・ウエストウッド
トム・フォード
プラダ
ラルフ・ローレン
マウリツィオ・ペコラーロ
ドリス・ヴァン・ノッテン
ドルチェアンドガッバーナ
マルタン・マルジェラ

ですかね。

さて次は【ドレスのかたち 立体⇔平面  1770 -1960 】を観に行ってきます。
一応5/28(土)の昼を予定。一緒に観ようとか興味ある方はご一報下さいな。

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