10/6(水) 10:00 i+P 展示会
12:00 GASPARD YURKIEVICH 展示会
15:00 COSMIC WONDER ショー
16:30 VIKTOR&ROLF ショー
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(写真は保存してから観ていただくと大きなサイズで鑑賞できます)
ついにパリコレ鑑賞の日。朝から気分が浮つく。
午前中はコズミックワンダーの紹介で川島慶子さん(24)と松本農さん(26)のブランドi+P(アイピー)の展示会に行く。
二人とも京都に住む方で、3シーズン目だそうだ。
今シーズンは彼らの言葉を借りれば”服が付属したアクセサリー”というテーマだそうで、全ての服にネックレスなどが付いている。ネックレスの付いたカットソーなんかは取り外して洗えるようになっていて、にくい心遣いだ。
テイストはニット素材主体のヤングカジュアル。
レディースアイテムがほとんど。
日本では渋谷、京都、大阪で扱っているという。
サンプルもしっかりしていたし、ポスターなどしっかり作ってあって感心した。
お金がかかるし、かつかつでやっているんだろうなぁと想像できる。
興味のある方はメールで問い合わせてみてください。
maison_ip@hotmail.com
その後川島さんの案内と通訳でギャスパーユルケヴィッチの展示場を訪問。
彼はイエールモードフェスティバルの最初のグランプリ受賞者だという。
身長が165cmも無いくらい小柄な人。
服はセクシーで悪くないが、日本での販売価格を想定するとかなり高価。
メンズも始め、さらにはパターンは一緒でも安価な生地を使用したディフュージョンラインのGYも始めるという。
日本人のバイヤーが2組訪れていた。
15時にパレドトウキョウへコズミックのショーを見に行く。
テーマは桃花源
解説
パリコレで遅延は当たり前だが、開場が30分遅れた。
このブランドはいつもインスタレーション形式で、モデルがポーズをとったまま止まっているというスタイル。
手の位置を変えるのも許されず、2枚目の写真の男の子なんてとてもつらそうだった。
ゆうに1時間はこの体勢でいさせられただろうか。
このブランドはいつも世界観をしっかり見せてくれる。
16:30には待望のV&Rのショー。
会場入り口ではシャンパンサービス☆
やはり1時間遅れでスタート。
席はモデルが出てきた袖のところで、正直観にくい。
しかし向かい側には野口氏も祐真氏も座っているではないか。
なんだ同じ扱いじゃないか。というより所詮日本人という扱い。
V&Rはバスストップの100%出資だというが、そのバスストップでさえ良い席には行けないのだ。
ショーは感動的して鳥肌が立った。
音楽はミニマルな4つ打ちの音楽で、黒いヘルメットに黒い服のモデルが歩いてくる。
Uターンすると舞台装置にもたれてポーズをとる。
黒の時は退屈だった。
モデルが全部装置に付くと暗転。これで終りかと思った。
するとボコーダーボイスで「5,4,3,2,1,0」とカウントダウン。
0と同時にランウェイの出口から花火が噴出。
すると舞台が180゜回転し裏にはピンクとリボンの服に包まれたモデルが同様の装置に待機されていた!
もうこれで感動。
LADY is FLOWERと言わんばかりに女性を大事に包むリボンとラッピング。
しばらく前にランバンでアルベールエルバスがリボンのコレクションを行ったが、それをはるかに凌駕する美しさ。
フィナーレのあと再びステージが回転し、お二人がステージに座った状態で登場。そしてステージから花びら(本物)が噴出!
デザイナー二人も今回の出来には満足していたようで、前回はふてくされたような表情だったが、今回は胸を張って歩いていた。
ランウェイを超え脇から外へ出ようとすると、そこはなんとバックステージ
直前まで使っていたであろうミシンやモデルがつまむお菓子があった。
私達が歩く横を、モデルたちが次のショーに行くべく、メイクを落とさず、私服で駆けていった。
正面出口に行くと発売予定のV&Rの香水「Flower Bomb」を配布していた。ちゃっかり2個ゲット。
少量サンプルでなく50ccのフルサイズだ。
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