24:twenty fourの不満な点

話題になっているドラマを観た。
面白い。複雑に絡み合うプロットが秀逸だ。

ただ、リアルタイムの現実感の中で、納得のいかないところも多い。
洋画独特のご都合主義にまみれている。

ネタバレ入れながら、不満点を挙げていきます。


・主人公の奥さん、テリーバウアーがレイプされるシーン。
あまりにも時間が短すぎ。ちょっとそれはない。

・キムとテリーが外に連れ出され、撃たれそうになるシーン
撃つのをためらう理由が無い。さっさと撃たれるタイミングだ。
他にも撃つのをためらうシーンが多すぎる。

・キムの乗った車が崖から落ち、爆発するシーン
助かる筈が無い。それなりに車から自然に飛び出る画が必要。

・防弾チョッキを着たニーナがジャックに撃たれるシーン
防弾チョッキを着ていようと衝撃は大きい。至近距離で撃たれて、以降も平然としているのはおかしい。

・キムは最終的に無傷
腕の一本も折られて然るべきだと思う。
レイプされてもおかしくない状況は多いのに何事も起こっていない。

・テリーが最後撃たれるシーン
個人的には「ようやく撃たれたか」と思って溜飲が下がった。
しかしあそこでニーナはテリーの頭部を狙うべきところだ。

・24時間で完結するはずのないストーリーを、24時間に無理やり押し込んでいる気が否めない。
そう思いません?

残酷な男と思わないで下さい。
タケシ映画であれば銃を構えられたら、ほぼ必ず即座に死が訪れ、タイムリミットギリギリの生還は起こらない。
その方が納得できるという個人的な好みです。→


Comments

“24:twenty fourの不満な点” への2件のフィードバック

  1. とりあえずドラマですからね。
    そうゆう意味では
    完璧なドラマはありえない。

  2. >エム
    完璧を求めているのではなくて、あまりにひどいといいたいのです。

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