東京、2018年5月24日- ポメラートは東京・港区で開催されたイベントにて、日本人とイギリス人の両親を持ち、素晴らしいアーティストであり、スプツニ子!として広く知られている尾崎マリサ氏に、ブランド初の“Pomellato For Women Award”を授与しました。
イベントは東京のイタリア大使館公邸にて、在日イタリア大使ジョルジョ・スタラーチェ氏とポメラートCEOサビーナ・ベッリの共同主催にて開催され、400名以上のVIPゲスト・プレスが、ゴールドをテーマにしたクラシックなミラノテイストの会場でのイベントを楽しみました。ポメラートの大胆なIconica(イコニカ)アニバーサリーコレクションを称える装飾、音楽、そしてタブロー・ヴィヴァン(活人画)で来場者を楽しませながら、イタリアのメゾンの豊かな金細工の伝統に最高のオマージュを捧げました。
慣習にとらわれない、ジュエリーデザインへの大胆なアプローチで有名なポメラートは、アーティストのスプツニ子!の大胆かつパワフルで斬新な手法やメッセージに刺激を受け、ブランド初の“Pomellato For Women Award”を彼女に授与することを決めました。東京大学准教授でもあるスプツニ子!は、テクノロジーが社会や人々の価値観をどのように変えていくかを研究する映像やマルチメディアインスタレーションでよく知られており、特にジェンダーに関する問題に焦点を当てています。セクシャリティやフェミニズムといった問題を取り上げる彼女の作品は、挑発的、型破り、最先端と評されており、ポメラートはこの芸術に対する新鮮で革新的なアプローチに共通点を見出します。
5月24日の夜、ゲストやVIPがイタリア大使館公邸に迎えられ、ミラノのゴールドにインスパイアされた会場でフードやドリンクを楽しみながら、ポメラートの金細工職人の技を堪能しました。ゲストはゴールドに輝くラグジュアリーなイタリア車、アルファロメオ ジュリエッタに迎えられ、ゴールドをテーマにしたフォトブースでポージングを決め、イタリアンカクテルを楽しみました。そしてゴールドのカーペットを進み、“Pomellato For Women”キャンペーンのアンバサダーである、キアラ・フェラーニ、エレン・ノニーニ、キャロライン・コルベッタの写真に囲まれます。ポメラートの重要なコミュニケーションプラットフォームを代表する彼女たちは、女性のリーダーシップの重要性、ナチュラルな美しさの真の概念を強調することに貢献し、他者に刺激を与える、強い女性たちです。
ジャズ・ストリング・カルテットのPhly Boyzバンドが、1960年代にインスパイアされた音楽を演奏してメゾンが創業された時代を称え、このイタリアの夕べに花を添えました。パーティの間、ゲストはディスプレイされているポメラートのジュエリーや、タブロー・ヴィヴァンパフォーマンスで着用されたジュエリーに感嘆の声を上げました。また、 ポメラートの金細工職人により新しいジュエリーが形作られ、作品を仕上げていく様子がゲストの目の前で披露されました。ポメラートが持つイタリアのシグネチャーは、スプリッツァーカクテルから東京のイタリア大使公邸のゴージャスな庭や池のほとりの眺めまで、歓喜に満ちたディテールの隅々に吹き込まれていました。ポメラートはマギー、紗羅マリー、伊藤千晃、オードリー亜谷香といったVIPやセレブリティ、ポメラートのグローバルブランド マネージングディレクターのステファン・ガーシェルを歓迎し、全員がゴージャスなミラネーゼスタイルでその夕べを過ごしました。
ポメラートCEOのサビーナ・ベッリは、イタリアの夕べと“Pomellato For Women”を次のように称えました。「私は、女性によって、女性のために作られたブランドであり、女性の社会への貢献を認めるブランドの代表であることを誇りに思います。50年以上、ポメラートは常に女性が望むものの中心であり続け、また女性の才能を称えてきました。スプツニ子!は、素晴らしいアーティストであり、現状を打破しようとする女性の一人です。彼女はとことん自由な解釈をし始めています。彼女はインスピレーションであり、ポメラートは、このような影響力のある人物と提携しています。私たちは今夜この場で、慣習にとらわれない先進的なアーティストを称えることができて光栄です。スプツニ子!さん、栄えある受賞おめでとうございます。」
■ポメラートについて
色彩豊かで精巧、そして個性的なポメラートは、1967年という女性解放の歴史において記念すべき時代に、ピノ・ラボリーニによって設立されました。自由を得た女性たちのためのプレタポルテ ジュエリーの草分けとなったポメラートは、50年経った今日も女性の社会的地位の向上を目指す動きは変わらず続いていると認識しています。ただの飾りではなく、身に着けやすいポメラートのジュエリーは、極めて個性的で自分らしい自己表現を実現し、自信に満ち溢れ、強い意志を持つ自立した女性のためのアイテムです。
■POMELLATO FOR WOMEN
Pomellato For Womenは、2017年にポメラートの創立50周年を記念して立ち上げられたキャンペーンです。同じ考えを持つ女性たちのコミュニケーションの場として、このコミュニティーは、ナチュラルな美しさについてよりリアルな概念を広めると同時に、他者に刺激を与えること、女性によるリーダーシップの重要性を強調すること、という2つの意味合いを持っています。多様な分野や職業にたずさわる、様々な年齢の女性たちをフィーチャーする場であり、これらの自立した“Pomellato For Women”のアイコンたちは、胸を張って本当の自分らしさを表現するという点で結びついています。
■スプツニ子!について
一般にはスプツニ子!として知られている尾崎マリサ氏は、デバイスや歌、ミュージックビデオをクリエイトする日本人とイギリス人の両親を持つアーティストであり、デザイナーです。東京を拠点とするスプツニ子!は特に、フランスのポンピドゥー・センター・メスの「Japanorama」(2017)、「第三回瀬戸内国際芸術祭」(2016)、ドイツのZKMアートセンターの「NEW SENSORIUM」(2016)、森美術館の「The Universe and Art」(2016)、ヴィクトリア・アンド・アルバート博物館の「Collecting Future Japan – Neo Nipponica」(2016)などの展覧会で発表された、映像やマルチメディアインスピレーションの作品で知られています。2017年からは、東京大学の准教授に就任し、ロイヤル・カレッジ・オブ・アートとの共同プロジェクト「RCA-IIS DESIGN LAB」で作品制作を進めています。現在まで、彼女の作品は、V&Aや金沢21世紀美術館などの恒久コレクションに加えられています。また、ニューヨーク近代美術館の展示会「Talk to Me」、東京都現代美術館、青森県立美術館、北京の第3回国際科学芸術展でもフィーチャーされました。彼女は2017年世界経済フォーラム(ダボス会議)の若手リーダー代表「ヤング・グローバル・リーダー(Young Global Leaders)」に選出され、2013年には、VOGUE JAPAN ウーマン・オブ・ザ・イヤーに選ばれました。